新聞でUDON・その3

新聞を整理してたら「UDON」絡みの記事を発見。
こちらは、本広監督のインタビュー。試写会で来阪されたときのものでしょうか??

8月30日(水)読売新聞夕刊から、記事本文。

の職人に俳優も

UDON 本広克行監督

 「うどん鉢は自分で持ってきた?」「ネギは裏の庭で抜いて刻んでや」。店主の言葉に思わず「固まる」俳優たち。映画「UDON」(上映中)の面白さは、讃岐うどんの職人たちが《素》で登場し、プロの俳優と交わす会話の妙にある。本広克行監督=写真=は、うどん店の日常の中でセリフを決めない即興演出を行い、斬新な笑いを生み出した。(満田育子)

 本広監督がこの作品を構想したのは2年前。故郷の香川県で、地元のタウン情報誌が讃岐うどんのブームを作った話をぜひ映画に、と思った。「讃岐うどんの極意を追求しよう」と2年間香川に通い、食べ歩いたうどん店は約200軒。
 「どの店の職人も仕事場で笑わない。麺の太さやだしの味が少し変わるだけで、客の文句が出るから真剣勝負。毎日人の手による重労働でうどんを打つ、彼らの顔が輝いて見えた」。そんな思いを映画に込めた。
 香川で製麺所を営む家に育った主人公、香助(ユースケ・サンタマリア)は、「この町にはうどんしかない」と父に反発して家を飛び出すが、挫折。香川に舞い戻り、タウン誌で讃岐うどん店を紹介する企画を立ち上げる。
 「映画というウソの中で、ホントのうどん職人たちに普段通りふるまってもらい、受ける俳優たちとの互いの“化学反応”を引き出そうと狙った」と本広監督。
 香助が、タウン誌編集者の恭子(小西真奈美)らと取材を繰り広げる場面で、その演出が冴える。畑の一軒家の戸を開けると大釜から湯気が。《うどん屋だったのか!》と驚く香助らに、おばちゃんが「食べるんですか? 熱いのですか? 冷たいのですか?」。淡々とした物言いの不思議な迫力に、ひるむ香助たちがおかしい。
 一発撮りで、俳優たちも《素》の表情をのぞかせ、アドリブが飛び出す。様々な店の取材場面がスクリーンを埋め尽くす映像は、なかなかシュールだ。
 映画には、香助が子どものころ父にあこがれ、空想したヒーロー「キャプテンUDON」も登場。そして、香助の父を演じる木場勝巳が作品を引き締める。
 「ブームに関せず黙々と仕事をまっとうする姿に、映画に登場した職人たちが重なり、撮影中に泣かされた」と本広監督はしみじみ話した。

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