「ちりとてちん」第4週・中

第4週(第19話~第24話)「小さな鯉のメロディ」

21話と22話を掲載します。どうしよ、このまま2話ずつになったら・・・。


天狗座のチケットを持った喜代美が奈津子に電話すると、「落語と特集に取り上げるのはお流れになったから、友達と一緒に行っといで」と、せわしなく言われてしまう。
天狗座のチケットがあることを草々に言うと、一度は断るも、結局観に行くことに。
横山たかし・ひろしの漫才などの後、落語の出番になると、トイレ休憩に立っていく客がチラホラ。あまり落語の面白さが認識されていない時分らしい。

今や落語ブームで寄席の入りもいいらしいけどね。

万葉亭柳眉の演目は「辻占茶屋」
お茶屋の女郎を引き取ろうとする男が、女郎の真意を辻占いで知ろうとする話で、三味線の挿入が重要となる噺。
上演が終わって劇場を出た草々に、土佐屋尊建が話しかけてくる。尊建は、「辻占茶屋」なんてマニアックだ。「時うどん」か「寿限無」にしとけばええねんと言う。

「時うどん」は「時蕎麦」の原型だよね。内容は違うらしいけど、「時蕎麦」の方が有名になっちゃったし。

・・・あ。「そんけん」に「りゅうび」に「そうそう」で、だから三国志か。(今頃納得・汗)
てか、三国志なら・・・(自主規制)。

二人が帰ると、「寝床」の前で、磯七が待ちかねていた。
何でも、町内会の出し物で落語をやってくれないかとのこと。しかし、草々は「できない」と断り出て行ってしまう。磯七が語るには、
3年前、草若が穴をあけた一門会で、草若の代わりにトリに出てきたのが、中トリで出たはずの草々だった。師匠の穴を埋めるため、まだ稽古中だった「辻占茶屋」を披露するも、トチってしまい、醜態をさらしてしまった。高座に上がれないのは、上がる高座がないだけでなく、高座に上がるのが怖いのじゃないのか、と。

喜代美が帰宅すると、母から電話が。雑誌で紹介されたのが評判になって、お父さんのお箸は飛ぶように売れているらしい。そして、TVで小草若のお得意のギャグ「底抜けに、シビレましたがな!」に盛り上がる和田家。お母さんが、「同じ草若さんのお弟子さんやのに、草々さんとは違うねんねぇ」と悪気もなく言った言葉に、カチンときた喜代美。
自分を変えようと大阪に出てきた自分とダブった喜代美は、草々に何事か言おうとする。


↑ここまでが21話。↓ここからが22話。

草々に、磯七の話を引き受けてみないか、と言ってみる喜代美。それも、演目は「辻占茶屋」でと指定する。モチロン、3年前の事情を知った上での話。しかし、草々は「辻占茶屋」には下座(げざ)という三味線がかなり重要で、草若一門に手を貸してくれる下座さんはいないと言う。

その話を聞かされた奈津子は、「辻占茶屋」をやれというのは、あまりに酷なんじゃないかと言う。しかし、だからこそ「辻占茶屋」じゃないといけないと喜代美は思う。トラウマを克服してこそ、だと思ったのだ。だったら、三味線を弾いてあげたら?と奈津子に言われた喜代美は、とんでもない!と尻込みする。
「変わらなあかん思って大阪出てきたんとちゃうの?」と奈津子が言い、「落語小事典」という本をくれる。

改めて「辻占茶屋」の勉強をすると、三味線の出番がかなり多いことを知り、絶対に無理だ!と川の欄干に寄りかかってぼんやりしていると、川の向かい側に、同じように消沈した草々がいた。
草々がいつものように落語会の手伝いに行くと、若手が草々の話をしており、手伝いに来るのを迷惑がっていること、草々に手を貸すことで、天狗芸能の社長に睨まれ仕事を干されたら・・・と戦いていることを知ったのだった。
草々の様子と、「辻占茶屋」の源やんが「川に身を投げる」という台詞とがダブり、思わず引き止めに走る喜代美。
ザボン!という音に、まさか!と驚いていると、当の草々が目の前に。石を投げ入れたという。どんだけ大きい石。(^^;
その去っていく草々の寂しそうな悔しそうな背中を見た喜代美は、一大決心をする。

下手な三味線の音が聞こえてきて、草々は喜代美の部屋に直行する。
「いらんことすんな!」と怒鳴り、壁を拳骨で殴る草々の勢いに、萎縮してしまう喜代美。
本当は、人の世話など焼きたくない。こんな風に怒られたくない。
でも、やりたいと思っていることをやらなかったら、後悔する。自分が高校最後の文化祭で三味線ライブに出れなかった時の悔しさを思い出して言う。
すると、話を聞いていた草若が、「弾いてみぃ」と言い出し、おぼつかない手先で弾いてみると、「ひどいなぁ」と一蹴される。
しかし、草若は草々に、「わしは高座に上がる気はない。けど、お前は違うやろ。高座が恋しゅうてしゃあないんやろ? こないに“あほの喜ぃ公”が必死になっとるんや。何かおもろいもんができるかも判らへんな」と言う。

草々は、磯七に「やらしてください」と頼み込む。
後に、熊五郎が言うには、町内会の慰安会の話は方便で、磯七が草々に高座の機会を与えたかったんやないか、とのことだった。

それから、草々と喜代美の稽古が始まる。
調子っ外れな喜代美の三味線に、草々の遠慮ない叱責が飛ぶ。



第1週「笑う角には福井来る」
 第2週「身から出た鯖」
 第3週「エビチリも積もれば山となる」前 「エビチリも積もれば山となる」後
 第4週「小さな鯉のメロディ」前

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