「ちりとてちん」第4週・後

第4週(第19話~第24話)「小さな鯉のメロディ」

23・24話アップします。あかん、このままでは・・・やはり週1更新のほうが。

稽古を重ねる喜代美と草々。
なかなか覚えの悪い喜代美に、「ほんまに三味線できんのか?」と尋ねれば、弾いた曲は五木ひろしの「ふるさと」。その肝心のサビに入る前で途切れる。そこで躓いて放り投げてしまったのだ。

草々は、久しぶりに高座の話をしてくれた師匠の気持ちを動かせたら・・・という思いで、喜代美に「ほんまにできるんか?」と問いただす。
「やります!」
「お前にできるんか?」
「できます!」
「信じてええんやな? お前を信じてええんやな?」
「はい!」
と答えた喜代美の返事と、近くにいた子どもの「外れや!外れ!」という声とが重なる。
辻占としては、良くない前兆・・・

それでも、二人は本番に備えて、それこそ朝から晩まで練習に明け暮れる。
三味線の弦で指を切っても、泣き言を言わなかった喜代美だが、一人の時に、思わず大きな溜息を吐いてしまう。
それを聞きとがめた草若は、「辻占茶屋」は、ほんまもんの下座さんでも、おいそれとできん難しい大ネタ。それをど素人が「でけへん」なんぞ漏らしとったら「でけんかって当たり前じゃ!」とどつかれるわ!と、たしなめる。
「けどな、草々はああ見えて、気の小さい男や。下座さんがおってくれる。そう思うだけで安心すると思うで。不器用なモンほど、ぎょうさん練習する。ぎょうさん練習するほど、学ぶもんや」

そして、本番当日。割烹屋「たけの」にて、町内会の宴会が催されている。
その隣室で、用意する喜代美と草々。
弾くのは「由縁(ゆかり)の月」だけで、あとは掛け合いさえしてくれればいいという割り振りになっており、何とかそれだけは出来るようになっていた喜代美。
出番を前に落ち着かない様子の草々を見て、草若の言葉を思い出した喜代美は、人生でいっぺん言うてみたかった、でも、一生言うことはないと思っていた言葉を、思い切って言ってみた。

「草々さん。私がついてますから!」

その言葉に、落ち着きを取り戻した草々。言葉にしただけでドギマギの喜代美。(^^;
草々に頼まれ、座布団を取替えに行き、客の前に身を晒した自分に集中する視線に、喜代美は途端に極度の緊張に陥る。ロボットの如くカチカチの喜代美。「私がついてます!」て、どの口が言うた。(^^;

このお座布・・・何か思い入れのある品と見た。

草々に促され、喜代美が唯一弾ける「ふるさと」が出囃子。
客の前に出て、しばし沈黙する草々。しかし、
「傾城に、真なしとは誰が言うた。真あるまで買いとげもせず」と、語り始める。

「けどまだ固いな・・・」と見守る磯七は、まるで親心。

そして、話も中盤。いよいよ三味線の出番・・・と喜代美はカキーン!と固まってしまっている。
目を真ん丸く見開いて凝固してる姿は、ちと笑えるが・・・
「由縁の月」を弾かねばならない場で、頭が真っ白になってしまった喜代美が何とか弾いたのは・・・「ふるさと」だった。


↑はい、ここまでが23話。↓ここからが24話。

頭が真っ白になった喜代美は、「ふるさと」の出だしを歌い上げてしまった。
思わず目をむく草々だが、機転を利かせて、それを噺に織り交ぜて客の笑いを取る。

さすが、落語界三国志の一人に上げられた男、なかなかやりますなぁ。

しかも、前は弾くことができなかったサビの部分まで歌い上げてしまった喜代美は、そこでようやく我に返り、自分が犯した失態に恥じ入り、草々の声も、客がドっと沸く笑い声も耳に入らずに打ちひしがれていた。

そんな様子を、別室で酒を飲みながら聴いていた草若師匠。(驚!)

草々が出る時も、寝っころがって、「そうか、今日か。行ってき、行ってき」なんて、送り出してたくせにー。やっぱり気になっとったんね。こっそり様子見に来とったんやーん。
喜代美の失敗をも上手に生かし、客の上々の沸き具合に満足した草若は、途中で退席。
「勘定は隣の散髪屋(磯七)につけといて」と言って帰る辺り。(^m^)

一席終えて、戻ってきた草々に、喜代美は「大事な高座をぶち壊してしもて、ごめんなさい!」と平謝り。
しかし、「よぉ頑張ってくれた!」と労ってくれる草々に、きょとんとするばかりの喜代美。

事情を知らない磯七は、「斬新な演出やな~」と感心。(苦笑)

帰り道、「弾けたやないか、サビまで」と草々に指摘される。
「よぉ練習したから、よぉ指が動くようになって、今まで弾けんかったところが弾けるようになったんやな」
その言葉に、思わず泣き出してしまう喜代美。
最後まで弾きたくて弾けなかった「ふるさと」。それが克服できたのが嬉しくて。
「よぉ頑張ったな。そやから、俺も頑張れた。ありがとう」
先に家の中へ入っていってしまう草々。
立ち止ったまま、胸のドキドキが痛みに変わる喜代美。

この胸の痛みは何・・・?

すると、「鯉や!」という声がする。
「寝床」の熊五郎夫婦がタライの鯉を今夜の突き出しにしようと相談している。
「鯉」⇒「コイ」⇒「恋

辻占で「恋」と出た途端、草々にメロメロの喜代美。
しかし、妄想の中でさえ、「喜代美」ではなく「喜ぃ公」としか呼んでくれない草々。

喜代美のバイトが休みの日、草々は下座のお礼にご馳走してくれると言う。
道中で駄菓子屋の店先でイカ串を手に取る草々。
まさか、お礼がそれ・・・?と観てるこっちも思ったが、「そんなせこい男やない!」と一蹴する草々。すんません。(^^;

なかなかお洒落なレストランで、美味しそうなオムライスが運ばれてくる。
「や~ん、美味しそう♪ なんや食べるの勿体無いわ~♪」とテンション上がりまくりの喜代美。
「2番目に美味いオムライスや」と草々。
「じゃあ、1番目は?」
「女将さんや。亡くなった師匠の奥さんや。ほんまに美味いオムライスやった・・・」

「支払いしとくから先に出とけ」と言われ、外に出る喜代美。
すっかりいい気分で自分の恋の行方を辻占しようと目を閉じる。
最初に聞こえる言葉で未来が決まる・・・

「B子!」

目を開くと、笑顔で手を振るA子こと、清海ちゃん。
そして、支払いを終えて出てくる草々。

辻占は「B子」。A子の陰・・・。



せっかく恋に目覚めた喜代美なのに・・・清海ちゃんに持ってかれてしまうのか。
これがまた清海ちゃんがええ子なだけにな・・・。頑張れ、喜代美!
そして、来週はお待ちかね(?)の福井のスター五木ひろしさん登場ですな。



第1週「笑う角には福井来る」
 第2週「身から出た鯖」
 第3週「エビチリも積もれば山となる」前 「エビチリも積もれば山となる」後
 第4週「小さな鯉のメロディ」前 「小さな鯉のメロディ」中

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック

  • 「ちりとてちん」レビュー

    Excerpt: NHK連続テレビ小説 「ちりとてちん」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:貫地谷しほり、和久井映見、松重豊、江波杏子、米倉斉加年、京本政樹、橋本淳、川平慈英、佐藤めぐみ、渡瀬.. Weblog: ドラマレビュー トラックバックセンター racked: 2007-10-29 15:03