「ちりとてちん」第5週・後

第5週(第25話~第30話)「兄弟もと暗し」

ようやく先週の木~土を観た。遅れる一方だな・・・。(--;

家族のために何かしたい、と言う喜代美に、「里帰りした娘に何かしてもらおうなんて誰も思うとらへんわ」と冷めたご意見の順子ちゃん。雨の中、海岸を歩きながら、「あ~あ、五木ひろしでも歩いとらへんかな~」などとボヤいていたらば。
白い車が停まり、マネージャーらしき人物と共に降りてきたのは、白いスーツにサングラス姿でなぜかビニール傘を差した五木ひろしその人であった!

ちなみに、この衣装は自前だと、「土曜スタジオパーク」でご本人がおっしゃってました。
「(五木ひろしファンの)お母さんを呼んでくるから! 見張っといて!」と言い残し、家へと走っていく喜代美。

一方その頃、和田家では。
やはり乾燥機の件で悪いと思っていたらしい小次郎が、自分で直してみせるといじっていたが、素人で巧くいくはずもなく、哀れ乾燥機はお陀仏に。南ー無ー。(合掌)
「余計なことしくさって!」と、お父さんは大激怒。喜代美が「五木ひろしが来とんねん!」と言うも、「大ボラ吹きよって」と信じてもらえず。
せめてサインだけでも、と海岸に戻ってみるも、既に福井のスターの姿はなく。順子ちゃんは、近くの文房具屋で色紙を購入し、ちゃっかり「魚屋食堂さんへ」とサインを貰っていた。さっすが~。

二人で、順子ちゃん家の商店街までやってくると、ちょうどテレビの生中継が。見れば、レポーターは小草若。順子ちゃんのお母さんと談笑。
「焼き鯖は、バッと開いて、グッと串に刺して、ボッと焼くんですわ~」て、判りますかいな。(^^;
五木ひろしとは格が落ちるが、小草若も人気者で、家族も好きだし、これだ!と思いついた喜代美は、小草若に家に来てもらえないかと交渉。
「底抜けに、幸せでんがな~!」と、大喜びの小草若。

これは・・・喜代美を好きな小草若には、ある意味誤解を招く行動なんだが。(^^;
そこへ、小浜のあほこと、清海ちゃんの兄・友春が登場。喜代美を見るなり、「俺に会いとうなったんか。ほな、結婚しよ!」と、相変わらずだ。
モチロン、そこへ小草若が割り込むも、友晴の「才能ないんちゃうんかい!」に、小草若はブチ切れ、小競り合いに。

土曜にあった総集編では、仲良く漫談かましてくれてましたけどね、この二人。
小草若の「底抜けに!」も真似してたけど、やっぱり、キレが違うね、本物は!(^m^)

再び、和田家。
喜代美の弟・正平は、進路に悩んでいる様子。姉に呼ばれ、家族と共に小草若の落語を聞くことに。
「寿限無」を話し始めるのだが・・・やたらと「底抜けに」を挿入したり、グダグダなカンジ。
唯一、この噺の核である「寿限無、寿限無 五劫の擦り切れ 海砂利水魚の 水行末 雲来末 風来末 食う寝る処に住む処 やぶら小路の藪柑子 パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリンガンのグーリンダイ グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの 長久命の長助」の所だけは一気にまくし立て、どこか誇らしげだ。
あまりのグダグダっぷりに飽きて、お父さんvs小次郎の言い争いが勃発。

そんなイライラしっぱなしのお父さんを見かねた正平は、「俺、卒業したら働くから」と言い出す。
「思うような塗り箸作られんでイラついとんねやろ? 思う存分、塗り箸作ってぇな!」と言うも、核心をつかれたお父さんは面白くなく、その場から立ち去ってしまう。

やることなすこと裏目に出て、凹みまくりの喜代美を、赤いスポーツカーに乗った友春が訪ねてくる。
小草若の存在に、探りを入れるも、喜代美はキッパリと否定。子供時分からずっと思い続けてくれる友春の想いに、もしも受け入れていたら?・・・と妄想する喜代美。
結婚し、友春に先立たれ、残った財産を相続し、悠々自適な生活・・・
ついポロっと、「それもアリやったかも」なんて呟いてしまう。

友春と結婚すると、もれなく妹に清海ちゃんがついてきますが?(^^;

↑ここまでが28話。ここからが29話。↓

じいちゃんの命日、10月11日。
静かに過ごす和田家に、友春の父・秀臣が訪ねてきて、友春と喜代美の婚約を前向きに考えてもらえないか、と申し出る。和田家の財産難を知った上で、身内になれば、経済的に支援が出来るとのこと。
しかし、かつてじいちゃんの一番弟子でありながら、伝統工芸に見切りをつけて出て行った秀臣を憎し、許さずのばあちゃんは怒りモード。
またも喜代美は、自分が漏らした一言で、ばあちゃんを嫌な気持ちにさせたと反省。

そんな喜代美の目の前に、草々が現れる。小草若の小浜レポを「寝床」で見ていた早々は、小草若に侮辱されたことに怒り、「焼き鯖を食べに来た!」と言う。

しっかし、大阪から福井の小浜まで、その交通費はどこから?(^^;
草々を見てるのがツラくて小浜に帰ってきたはずなのに、目の前に草々がいる。思わず泣きそうになって、立ち上がった喜代美は、ばあちゃんに「友春さんの件、受けたらあかんかな?」と、心にもないことを言ってしまう。
そのまま、居たたまれなくなった喜代美は、工房で独り泣く。

そんな喜代美の様子に、お母さんは「喜代美は草々さんに失恋したんやわ」と断言。
涙のニオイが判ったのだと言う。
喜代美は帰ってきてから一度も笑っていない。家族を笑わせようとしていたんじゃないか、と話し合う家族。

草々は、工房の喜代美に掴みかかり、「俺の落語のどこが悪いねん!?」と問いただす。
落語と草々の清海ちゃんへの想いとが重なって辛かった・・・とは言えない喜代美。小草若の『寿限無』の話をすると、「あいつはあれしか出来へんねん!」と一笑する。
喜代美が途中で席を立ってから、毎日稽古したから聞け!と、草々は問答無用で『次の御用日』を話し始める。

居間にいた家族らの耳に、「エッ!」という奇声が聞こえ、工房へ。そこには、草々の落語を楽しそうに笑う喜代美が。その笑顔にほっとした家族も、一緒になって笑う。
じいちゃんの命日に、皆で笑えた。


↑ここまでが29話。そして、ここからが30話。↓

小次郎は、不意に円周率を暗唱するも、15桁まで。子どもの頃、100桁まで言えた兄がカッコよくて自分も覚えたが、それで精一杯だったと語る。
どことなく、家族の雰囲気がふんわかしている、と感じる喜代美。

居間に飾ってあった、正平が子どもの頃に箸の切れ端で工作した恐竜を手に取り、感動する草々。

観光協会会長が和田家を訪ね、「乾燥機を取り扱っている会社の主人が、和田(お父さん)の塗り箸を気に入ったから、乾燥機を無料で貸してくれる」という話をしてくれる。

じいちゃんの仏前に手を合わした草々に、昔、じいちゃんが聞いていた落語のテープの話をする喜代美。千切れて聞けなくなった・・・と残念そうに話すと、「つないだら聞ける」と正平が申し出、器用につないでみせる。
手先な器用な弟の話から、草々にも兄弟はいないのかと喜代美が尋ねると、「アニキが一人、弟が二人おってんけどな。みんな、いてへんようなってもうた」と答える草々。

それって・・・本当の兄弟じゃなくて・・・
見事、正平が修理し、懐かしの「愛宕山」復活。

テープには「昭和43年10月6日 小浜市民会館」の文字。


この落語・・・1週目の時は気付かんかったけど・・・改めて聞いたら、この声!
草々が、テープから流れてくる声に驚愕する。
「師匠や! これが師匠や! 俺の会いたい、もういっぺん会いたい師匠なんや!」

帰る草々を見送る喜代美。大阪には、戻りたくない。
しかし、お母さんは「あんた草々さんに失恋したんやろ?」とあっさり言い放ち、「早う大阪帰り」と追い立てる。
自分を変える!と大阪に行ったものの、何も変われてないと漏らす喜代美にお母さんは、
「あんたは変わったやないの。あんたの笑う顔が見れて嬉しかったんや。今まで自分のことで精一杯やったあんたが、家族のこと元気付けようと一生懸命やったやない。大阪でいろんなこと見て、聞いて、ちょっとずつ変わってきてる」と評価する。

そこへ、正平くんが、「やっぱり、大学受験してもええ? 恐竜の発掘とか、復元とかロマンがあるなぁと思って」とお父さんに直談判。

草々と気ぃ合いそうやね。もしかしたら、将来、義兄になるかも・・・しれんし?(^m^)
「お前の好きなようにせい!」と、承諾するお父さん。

お母さんは買出してきた干し椎茸や昆布を喜代美に持たし、「早う大阪帰り」と追い出しに掛かる。すると、家族全員で「帰れ」コール。

普通、大阪へは「行く」のであって、小浜に「帰って」きていたはずなんだけどね。

翌日、喜代美が実家から送り出された後。

小次郎の前で円周率を呟くお父さん。
「お前に『すごい』言うてもらおう思うて、一生懸命覚えたんや」と、打ち明ける。
「待っとれ! お前が『すごい』言うてくれる箸作るさけぇ」
背中越しに言い、工房へと去るお父さん。くぅ~その背中、カッコいいっす!

そういや、京本さんと松重さんとじゃ、京本さんの方が年上ってのは、驚きです。てか、京本さんが年齢不詳なんだよな~。年取って見えないもん。

そして、塗り箸製造工場の秀臣とこそこそ話す、観光協会会長。
例の乾燥機の話・・・実は、秀臣さんだったのか!

そして、大阪の草若宅へ戻った喜代美。
縁側に座って待っていた草々は、喜代美を見るなり、つかつかと歩み寄ってきて。
「お前、俺の、妹になってくれへんか!?」と言う。



第1週「笑う角には福井来る」
 第2週「身から出た鯖」
 第3週「エビチリも積もれば山となる」前 「エビチリも積もれば山となる」後
 第4週「小さな鯉のメロディ」前 「小さな鯉のメロディ」中 「小さな鯉のメロディ」後
 第5週「兄弟もと暗し」前

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