「官僚たちの夏」最終話

最終話「天下りせず」 視聴率6.5%

あらすじ(公式サイト)
昭和40年(1965年)、鉄鋼不況や証券不安を乗り越えた日本経済は、新三種の神器と呼ばれるカラーテレビ・クーラー・自動車の売り上げが急増し、再び成長軌道を歩み始めようとしていた。
そして、日本政府は戦後の総決算として、米軍占領下にあった沖縄・小笠原諸島の領土返還実現に動き出していた。

そんな中、炭鉱爆発事故の対応による激務の末、体調を崩し入院していた鮎川光太郎(高橋克実)企業局長を見舞った風越信吾(佐藤浩市)通産省事務次官は、鮎川の余命が半年もないことを知らされる。
自分の病状を知らされていない鮎川は仕事に復帰し、輸出規制以来低迷が続いている繊維業界を立て直すつもりでいたが、風越は鮎川が務めていた企業局長を牧順三(杉本哲太)通商局長に代行させることを決める。鮎川は病床にあっても、日米安保のときに繊維が犠牲になったのを自分の責任と感じ、気にかけていたが、牧は領土返還でアメリカから見返りを求められたら応じるべきとの考えだった。

そんな中、小笠原の返還交渉が始まる。交渉を取材していた西丸賢治(佐野史郎)須藤恵作(長塚京三)総理大臣の動きに異変を感じ、日米安保のときの繊維のように、日本の強い産業がまた締め出しにあうのではないかと危惧する。
須藤に呼ばれた風越は、交換条件として特定の産業を犠牲にすることはないものの、ベトナム戦争参戦への支持と戦費負担として日本円にして約1000億円を求められたことを明らかにされる。
須藤は「日本はアメリカに軍事依存し、防衛費負担が少なくからこそ高度経済成長を実現できた」「何の血も流さずに領土を取り返すようなムシのいい話は通用しない」と主張するが、風越は「そういうやり方に反発し池内前総理と敵対していたのに、総理になったら同じことをするつもりなのか」と非難する。同席していた庭野貴久(堺雅人)は「小笠原で1000億なら沖縄では何を要求されるかわからない」と警戒心を強める…。


鮎川さん、心半ばにして亡き人に――。

最後の最後まで石炭事故の遺族のことや、
繊維業界のことを気にかけたまま。


敗戦国日本は、小笠原の返還の為、
要求された多額の金を支払う。

今のアメリカさんにへこへこする日本の姿勢は、
ここで決定的になったのかもな。


風越が事務次官を退官し、天下りせずに執筆業に就く。

その後を引き継ぎ、事務次官に就任した牧は、
風越との約束を違え、庭野ではなく、片山を企業局長に据え置く。

くはー。
結局、牧が事務次官になったか。

庭野は、繊維局長に。

庭野が必死に繊維業界を守ろうと奔走するも、
沖縄返還の犠牲になったのは、またも、繊維業界。

「糸で(沖)縄を買うのか!」
「売国奴 通産省は要らない!」

とデモを起こす繊維業界の人々。

その暴動の中で、血まみれになる庭野と風越。

庭野は頑張ったのに。
官僚って、無力なのか。

ぬう。
よく、「官僚政治」っていうけど、このドラマ見てると、
結局、大臣(政治家)のさじ加減って感じなんだけど。

で、当時の通産省って、今の経済産業省なのね。


鮎川さんの信念に多少?感化された片山の、
牧に対して言い放った言葉。

「僕は、自分の理想を貫いて、国際社会に貢献できる
日本を築き上げたいと思います。
僕は、あなたや須藤さんのように、
アメリカに国を売ったりはしない」


この言葉を、片山は果たして実行できたのか……?

今の情勢を考えると、苦汁を飲まされてきたのかもな。



このドラマ、1話はすっげー心鷲づかみだったんだけど。

戦後の日本の経済の移り変わりが、よく判って勉強になったけど。

終わってみると、なんか残念なカンジ。

俳優陣は、ものすごく良かったですけどね。


来期のこの時間のドラマ、観ます。
でも、初回が2時間かよ!(^^;

キャスト (役職名は公式サイトの相関図を参考にしてます)
風越信吾(事務次官)…佐藤浩市

庭野貴久(重工業局長)…堺雅人
御影大樹(重工業局・製鉄課長) …田中圭

鮎川光太郎(企業局長)…高橋克実
山本真(企業局・産業資金課長補佐)…吹石一恵

片山泰介(繊維局長)…高橋克典
牧順三(通商局長)…杉本哲太

玉木博文(中東開発石油役員)…船越英一郎
丸尾要(大日製鉄副社長)…西村雅彦

岡屋丈平(共同繊維常務)…桂ざこば

風越道子(風越の妻)…床嶋佳子
風越貴子(風越の娘)…村川絵梨

西丸賢治(東京経済新聞記者)…佐野史郎

須藤恵作(総理大臣)…長塚京三


過去記事⇒
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 
第6話 第7話 第8話 第9話

当記事にTBを送れない場合は、予備ブログをご利用ください。⇒ コチラ
当記事からTBを送れない時は、予備ブログ「ブラック・キャッスル」から送ります。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのトラックバック

  • 官僚たちの夏 第10話(最終回)終わらない戦い

    Excerpt: 『天下りせず』内容昭和四十年。不興を乗り越えた日本それでも一部の産業は苦境に立たされていた。そんな中、鮎川(高橋克実)が倒れ、企業局長を牧(杉本哲太)が代行する。そして片山繊維局長(高橋克典)には繊維.. Weblog: レベル999のマニアな講義 racked: 2009-09-20 22:29
  • 官僚たちの夏

    Excerpt: 最終回の感想  Weblog: Akira's VOICE racked: 2009-09-21 10:41
  • 官僚たちの夏 最終回

    Excerpt: 昭和40年(1965年)、鉄鋼不況や証券不安を乗り越えた日本経済は、新三種の 神器と呼ばれるカラーテレビ・クーラー・自動車の売り上げが急増し、再び成長 軌道を歩み始めようとしていた。そして、日本政.. Weblog: ぷち丸くんの日常日記 racked: 2009-09-21 15:49
  • スパイ&官僚&ブザービート&怨み屋

    Excerpt: 華麗なるスパイは諜報部に裏切られる展開だが 今回は京介が諜報部に裏切られて総理を匿って 霧山は味方だが後は裏切り者なの多過ぎだけど 次の最終回での結末で良し悪しが変わる感じで 官僚たちの夏は沖.. Weblog: 別館ヒガシ日記 racked: 2009-09-25 18:02
  • 「官僚たちの夏」最終回

    Excerpt: 熱いやり取りがいっぱりでした。。。 日曜21時TBS「官僚たちの夏」ね。 →「官僚たちの夏」見ました→見てます「官僚たちの夏」 今の官�... Weblog: 続・主婦るーのTVあれこれ racked: 2009-09-28 09:17
  • 《官僚たちの夏》#10

    Excerpt: <昭和40年、不興を乗り越えた日本経済は、 再び、成長軌道を歩み始めようとしていた。 その一方で、石油へのエネルギー転換で、 石炭産業はm衰退の一途をたどり、 戦後の日本を支えてきた繊維産業も、 日米.. Weblog: まぁ、お茶でも racked: 2009-09-29 08:04