三谷幸喜生誕50周年第1弾「ろくでなし啄木」

藤原竜也、中村勘太郎、吹石一恵出演、
作・演出:三谷幸喜による舞台「ろくでなし啄木」を観ました。



2日続けて舞台観劇なんて、贅沢だなぁと思いながら。

前っから、藤原くんの舞台、観てみたいな~と思っていたので、
これで念願叶いました。

作・演出が三谷幸喜なら、間違いないわけで。
(ん? そうでもないか?)


開演前の、三谷幸喜と、なぜか野田秀樹の掛け合いによる、
注意事項は、笑った。(^m^)b

ボケ倒す三谷幸喜に突っ込む野田秀樹のツッコミ具合がイイw



以下、ネタバレ含みつつ。



あらすじは…

石川啄木の死後、
かつて売れない歌人だった頃に彼を愛した女トミは、
彼の友人だったテツと再会し、12年前の真実を問う。

ひなびた温泉宿で起きた一夜の出来事が、
トミの口から、そしてテツの口から語られる。

石川一(はじめ/啄木)の真意とは……?



第一幕では、トミが語るあの日のこと。

第二幕では、テツが語るあの日のこと。

そして、満を持して、啄木自身が語る。



てな具合で、語り手によって、出来事が違って描かれるのは、
まるで、芥川龍之介の『藪の中』みたいな。

啄木自身が語った「真実」にしたって、本人が言ったとおり、
「物書きの話したことが事実とは限らない」わけで。

リンゴとミカンは、見ていて、アレ?とは思ったけど、成程ねー。
とても些細なことだけど、人は記憶を作り変えてしまうから。



それにしても、啄木。
実際の啄木がどんな人だったのかは、まあ、置いといて。

この作品の中の啄木は……
子どもがそのまま大きくなったような人?

でもって、幸せを素直に享受できない人。

頭がいいから、人を口で巧く丸めて、
何か悪戯を思いついては、人を困らせて。

ケラケラ笑いながら、でも、心の底では冷め切っていて。


そんな悪たれなんだけど、どこか憎めない啄木を、
藤原くんが好演してます。



それにしても、雨の中、傘をさして立っているだけで、
何であんなにも、カッコいいんですかね~!




そして、何と言っても、勘太郎くんが。
「笑い」の部分は、ほぼ、彼が持っていってますねw

彼の演じるテツという人物が、好人物なのもさることながら。

味のある演技をするんだなぁ。

お父さんの勘三郎さんに似てきたと書いている人いたけど、
判る気がする!


そういや、はじめとテツのシーンで、
「子どもっぽいしぐさ」の下りは、アドリブ?

あそこ、毎回違うのかなぁ?
かなり素っぽかったんだけどw



いっぱい笑ったし、面白かったです♪


さあて、この三谷幸喜生誕50周年企画は、
あと何本、付き合えるかなぁ?

「国民の映画」は、ちょっと迷ってるんだよな~今。




2011.2.10/大阪:シアターBRAVA!にて観劇

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