「マルモのおきて」最終話 (後編)

最終話「おきてを守ったからずっと楽しかったよ。
   マルモありがとう、そしてさようなら」
   




文字数制限に引っかかったので、分けました。

⇒前編はコチラ 





双子をなだめた後、仕事を途中で抜け出してきていたらしい
マルモが会社に戻ると、相談室は真っ暗。

明かりをつけると、みんなが送別会の準備をして待っていた。

「ハッピー送別会、かんぱーい!」と、みんなでお祝い。

発起人は、シマシマw


「みんな、皆さん、ありがとう。
ホントに、ありがとう。
短い間でしたけど、楽しかったです。

初めてのことばっかりで、おばはんに嫌味言われたり、
必死に謝ったり、文句言われるのが仕事なんて、
なかなか慣れなくて。

でも、ここでの経験が、俺にとって、
けっこうデカかったりして。

鉛筆1本、ノート1冊とっても、
使う人には真剣な想いがあって。
そういうことに気付いたっていうか」
 

挨拶しながら、今までの思い出の数々を思い出すうち、
マルモは、はっとして、みんなを見回し。


「俺、開発の話がきてから、ずっとモヤモヤしてて。
それが何なのか、今やっと判った!

俺、やっぱり、開発に行くの、やめるわ!」


晴れ晴れとした顔で、告白する。


「相談室にいれば、独りよがりじゃない発想で、
開発の手伝いができる気がする。
それが、俺の仕事です!」
 

「いいの?」「未練ないの?」と言われても、「はい!」とキッパリ。

その場になぜか参加していた牧村も、
「高木さんらしいです。なんか、ほっとしました」と言い、

「かなさん……」と、頬を緩めるマルモw


「これからもよろしくお願いしますってことで、
かんぱーい!」とやり直し。


「お客様相談室は楽しいでしょ?」と問う室長に、

「楽しいし、感謝してます」と礼を言えば、

「お互い様だよ。
キミのような男が相談室にいてくれるんだ。
心強いよ」
 
と言ってくれる上司、ありがたいねぇ。(^-^)



その夜、クジラには、「イケパラ」の瑞稀、佐野、中津の3人が、
お客で来てましたー。

最後に残った瑞稀(前田敦子)が、1950円をお支払いw


「今の男の子? 女の子?」と双子。

どー見ても、女にしか見えんよなー。(棒読み)



そこへ、彩特製「ウインナー動物園」が!

彩、もう、天才的!(^^;

大将の「クジライス」も、気合入りまくりw

遅れて帰ってきたマルモも、驚くw

マルモにまで、巨大クジライスとかw




その夜、マルモと大将は、酒を酌み交わし。

双子が元気そうで良かった、としみじみ。

大将曰く、彩が嫁に行く時も、いつも通りで、
まるで、ちょっとそこまで遊びに行くように出て行ったらしい。

「彩ちゃんらしい」と笑うマルモ。

出て行った後、淋しくなると言う大将だが。

「でもな、護。
寂しいだけじゃねえんだよ。
子どもを送り出した後に、
ちょっとだけ、胸が張れるんだよ」
 

「胸?」

「これでやっと、親として一人前なのかなーって。
胸が張れるんだよ」
 

「胸、張れるか」と、感心するマルモ。

「ま、子どものおかげだな。
どっちが育ててもらったんだか判んないな」
 


「でもな……出戻ってきやがってよ。
まるでコンビニ行って戻ってきたみたいな顔してよ」
 

「彩ちゃんらしいですね」と、またも苦笑するマルモ。

「また、誰かもらってくんねえかな。
もう一度、親として胸、張りてえなあ」
 

うなずきながら、何か思いつくマルモ。



その頃、彩が双子を寝かしつけていて。

「彩ちゃん、マルモのことよろしくね。
マルモ、1人じゃ、ダメダメだから」
と、心配されてるし!


……まあ、最初のあの部屋の散らかりようじゃな。(^^;



彩が立ち去った後、薫もムックに、

「ムック。ムックもマルモのこと、よろしくね」 

「判ってるよ」とムック。

「おやすみ」と言うものの、目を閉じない双子に、

「眠れないの?
おきてがあれば、大丈夫」
とムックに言われ、眠る双子。



マルモは、寝ないで、アルバムに写真を貼って。



翌朝、荷物を詰め込むマルモ。

友樹は、「おかわり!」と、ごま塩の親分との別れを惜しみ。

「おかわり3杯はデブキャラ決定だぞ」って、
阿部さんも、あんまり人のこと言えない。(^^;


「親分、短い間でしたが、お疲れ様でした。
このご恩は忘れません」
と、挨拶する友樹w


苦笑するマルモは、「それ持ってっていいよ」と快諾。


「ホント!?
親分、今後ともよろしくお願いします!」
 

「はい、よろしく頼むな!」と、マルモは親分声でw



あわただしく家を出る一行。

「いってきまーす!
……あ、間違えた」
と、友樹。




あゆみと、バス停で待ち合わせ。


「こんにちわ」と、まだぎこちない挨拶を交わす親子。


マルモは、双子の荷物を引き渡し。


「今までどうもありがとうございました」と頭を下げるあゆみに、
マルモは首を振り。

しゃがみこんで、双子に話しかける。

「薫、元気でな。
ママには遠慮しないで甘えていいんだぞ。

友樹、お前は甘ったれ直せよ。
お前は男なんだから、パパの代わりに、
ママと薫、守んだぞ」


交互に話しかけ、今度は二人に、

「今までどおり、仲良くな。ケンカすんなよ。
あとは……まあ、いいか。とにかく、元気でいろ」
 

と言って立ち上がったところに、バスがやってくる。


薫から、ムックのリードを受け取り。

「あゆみさん、二人を、よろしくお願いします」と頼み。


「マルモ、ばいばい」  
「元気でね」
 

「おう! お前らもな!」と、みんな、笑顔で。


すると、薫が、友樹のリュックから、ボールを取り出し、
マルモに渡す。

「何だよ、汚ぇなあ」と笑いながら受け取る。


あー、それ、マルモと笹倉の野球のボールの真似じゃ?



3人がバスに乗り込んだところで、マルモは、
おきてノートが、鞄に入ってると教え。

「忘れんな!」と呼びかける。

「マルモ!-」「ムックー!」と、泣き出す双子を、
走って手を振りながら、見送るマルモとムック。



走り去るバスを見送り、ふと、ボールを見れば。

「ともき
ずっとだいすき
ずっとかぞく
かおる」
 

と、書かれている。


視線を上げると、窓から顔を出し、泣いている双子。



それでも、マルモはバスに背を向け、とぼとぼと歩きながら、
双子との思い出が蘇ってきて、涙が止まらない。




ファミレスに寄ったあゆみと双子は、チョコパフェを食べる。

「おばちゃん!」と呼んでしまう弟を、薫がたしなめ、

「どっちでもいいのよ」と、あゆみが微笑むも、

「だったら、ママって呼びたい」 
「薫も。ママって呼んでいいですか?」
 

「ありがとう」と、ちょっぴり涙ぐむ。


すると、双子は、ママは一人で病気と戦っていたと、
マルモが言ってた、と言い出し。

「ママ、一緒に戦えなくてごめんね」  

「薫も友樹も、ママが1人なんて知らなかったから」

「今度また病気になっても、僕が一緒に戦ってあげる」  

「薫も!」

「ありがとう」 

「ママ知ってる?
家族は何より大事なの」
 

「マルモが教えてくれたの」 

「ねえママ。生きててくれて、ありがとう」  
 

薫、必殺の、キラースマイル炸裂!

「ありがとう」と友樹もスマイル。


たまらず、嬉しくて泣き出してしまうあゆみ。



すると、友樹が、マルモに「ありがとう」と言い忘れたと思い出し。

薫が、おきてノートを出して、母親に見せる。

「みんなで仲良く暮らすために約束なんだよ」と説明。


おきてを読むあゆみに、

「おきては絶対なんだよ」
「おきてのおかげで毎日楽しかったんだよ」と語りながら、

「マルモは、いばりんぼうだからね~」と友樹w


「マルモはね、すぐに怒ったり、いばったりするけど、
ホントは淋しがりなんだよ」
 

「すぐ泣くの」
 


こいつら、ホントに好き勝手言ってんなw


「またマルモに会えるかな?」 
「ありがとうって言えるかな?」
 



あゆみは、最後の、やぶられたのを貼り直した、
「はなればなれでも家族」のページを、見つめ。



その頃、マルモは、がらんとした自室に帰宅し。

双子からもらったボールを、笹倉からもらったボールの横に。


すると、「護」と、ムックが呼びかけ。

「護、ありがとな」と礼を言うムックに、

「護?」と違和感に気付くマルモ。

「お前、もしかして笹倉か!?」と、側に寄ると、


ムックの体から、光がしゅわしゅわ……と上っていき。


「なあ、お前笹倉だろ!?」と問いかけるも、

わん!としか吼えなくなるムック。


「これじゃホントに俺、一人ぼっちじゃねえかよ……!」 
と、泣き出すマルモ。



その時、階段を上がってくる音がして。

期待をこめて振り返ると、現れたのは、彩。

双子が忘れた、お絵かき帳と剣玉を持ってきてくれて。


「行っちゃいましたね」 

「うん。こんなに静かなの久しぶりだから、
落ち着かなくて」
 

何となく、二人とも、ぎこちなーい雰囲気w

彩は意識しちゃって、
これからは勝手に部屋に入れない、とか。
顔を合わすのも減るとか、名残惜しそうなw


で、忘れ物を受け取ろうとして、落としちゃって、
二人して拾おうとして、手が触れて、ドキドキ、とかw
 


そこへ、元気良く、


「マルモー! ただいまぁ!」と双子が帰ってきた!?

慌てて、飛びのく二人。

「おかえり……てゆうか、お前ら何しに戻って来た??」 

「マルモが泣いてたら可哀相だと思って帰って来たの」 

「マルモと彩ちゃん、何してんの?」
 


子どもに指摘されて、泡を食う二人とか。(^m^)




あゆみが下にいると聞いて、マルモは階下のクジラへ。


詫びるマルモに、

「いいんです。私が連れてきたんですから」とあゆみ。

「あの子達を置いて家を出てから4年間ずっと、
私、心の中で、謝り続けてきたんです。

二人を引き取れることになって、
許してはもらえないだろうけど、罪を償うつもりで、
一生懸命育てようって思ってたのに。

それなのにあの子達、
「生きててくれてありがとう」って言ってくれたんです。

ありがとうって。

それで、焦ってた気持ちが、少し楽になりました。
護さん、今まで本当にありがとうございました」
 

「いや、俺は何にも……」と恐縮しきりのマルモ。

「あの子達をそんな風に育ててきてくれたのは、
純一郎だけじゃなく、護さんだと思います。

これを読んで、そう思いました」
と、おきてノートを出す。

「だから、もう少しだけ、
あの子達のことをよろしくお願いします」
 

「いいんですか?」

「離れ離れでも家族。なんですよね?
離れていても家族なら、
私はゆっくり、少しずつ母親に戻ります」
 


「まあ、これからはいつでも会えるんだ。
焦ることはないですよ」
と大将。



そこへ、「おなかすいた~」と降りてくる双子。

「ママも一緒に」
「だって、家族一緒に食べるんだよ」
「彩ちゃんも親父さんは?」
「彩ちゃんも親父さんも家族でしょ」

「そっか、なんか、和むね~」 


って、キミらに和むわw



お手伝いする双子は、「ママもカステラ作って」とおねだり。

呼ばれて、あゆみも厨房へ。







そして。


ある日、いつものようにw、8時前に起きて、
「お前ら遅刻だぞ!」と双子を起こし。

今日も、ごま塩の親分の出番ですw

相変わらず、マルモは、薫の髪をしばるのがヘタでw


あわただしく、「いってきま~す!」のはずが。

薫が、ムックが喋らないのを不審がり、「変だよ」と言い出す。


「お前らにちゃんと話さなかったな。
ムックはもう、喋らないんだ」
と、マルモ。 

「何で?」「どうして?」

「でも、大丈夫だ。
喋るムックは、俺たちの心の中にいるんだから。な!」
 

うん、とうなずく双子だが。


「遅刻するぞ!」と、フツーに喋るムック。 

「何だ、喋るんじゃん」 
「うん。じゃ、学校行こう」
   

ほっとして登校する双子。

「何で??」

「泣くなよ、マルモ」

「えーーーーーーーーっっ!!!??」







というわけでw

やっと書き起こし終わったー。(^^;

間違いとかは、明日、見直しますんで、寝かしてください。(^^;




はい。そんなわけで、続編に続く、と。

まあ、予想はしてた。


だって、こんな話題作、すんなり終わらせちゃ、
勿体無いって、フジテレビも考えるでしょw


それに、急にママです、一緒に暮らそう、てのは、
やっぱ、心の準備がね。

マルモにもあんなになついてたわけだし。


しかし、ムックに彼女のはなちゃんてw



だけど、今度こそ、お別れ、とか泣かしに来るのかもな。(^^;




で。
よく、裏番組の「JIN」と引き合いに出す人がいたけど。

個人的な感想としては、

「JIN」は、しっかり話を完結して終わって欲しかった。
「マルモ」は、終わって欲しくなかった。


て思ってる時点で、「マルモ」の方が上でしょ?(^m^)



「マルモ」は何がいいって、前半はコメディ、後半は泣かし、と、
お決まりのパターンながら、心をわしづかみにする脚本で。

双子たちが、いじらしくって、けなげで。

マルモは、若干お調子者だけど、根はすごくいい人で。


そんなマルモたちの周りの人たちも、

大家のクジラの親子にしろ、
室長や相談室の同僚たちも、揃っていい人で、応援してくれて。


クジラの大将なんか、よく、マルモにいい言葉を投げかけてくれるし。


全体からして、ほんわか~とさせてくれるんですよねー♪



そんなわけで、僕的には、
今期No.1は、「マルモ」です♪
 



スペシャル、待ってるぞーーーーー!! 


あ。
「花ざかり」に、双子を出すつもりらしいけど、
それだけのために、見ないから。(--;



なお、最終回へのTBは、
「前編」の方にお願いします。
 



キャスト

高木譲(マルモ)…阿部サダヲ
笹倉薫(二卵性の姉)…芦田愛菜
笹倉友樹(二卵性の弟)…鈴木福
ムック…ムック(ミニチュアシュナウザー)
     (ムックの声:岡亮) 

[居酒屋「クジラ」] 
畑中彩…比嘉愛未
畑中陽介(店主で大家)…世良公則

笹倉純一郎(双子の父で故人)…葛山信吾
青木あゆみ(双子の実母)…鶴田真由

[大手文具メーカー「あけぼの文具」] 
真島孝則(シマシマ)…小柳友
塩沢民子…千葉雅子
尾崎凛花…外岡えりか
牧村かな…滝沢沙織
鮫島勇三(室長)…伊武雅刀
 


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