大河ドラマ「平清盛」最終話

最終回「遊びをせんとや生まれけむ」 視聴率9.5%  


あらすじ(公式サイト)

1181年1月、清盛(松山ケンイチ)は熱病で死の淵にいた。
源氏との決戦に勝利し、頼朝(岡田将生)の首を墓前に
供えよと叫び、清盛は世を去る。

4年後、一門の運命は坂をころがるように変転し、安徳
(田中悠太)
を抱いた時子(深田恭子)は「海の底にも都は
ある」と壇ノ浦に入水、盛国(上川隆也)は捕虜となり鎌倉
で息絶える。

そして頼朝は義経(神木隆之介)を追討し、幕府を開く。
ある日、頼朝のもとを西行(藤木直人)が訪ねてくる。
頼朝は西行を通じ、亡き清盛の霊と対面を果たす。 


 
治承5年の1月、季節は冬というのに、
清盛は熱病に侵され、
全身を水に浸してもすぐ湯が沸いてしまうほど。

氷を置いても効き目がなく、皆があたふたしていた。


当の清盛の魂は、体を離れ、なぜか伊勢の西行の庵へ。

もうじき死ぬのでしょう、と告げられ、

「ありまじきことぞ!?」と声を荒げる清盛。

自分には、多くの者たちから託された思い、願い、
そういったものを適えるという役目があり、
今死ぬわけにはいかぬと。


だが、西行は、その人たちも、同じように
無念のうちに死んでいったのでしょう、と諭す。 

人はだからこそ、悔いの残らぬように生きるのだと。

清盛は、誰よりも貪欲に、それを実現したでしょう、と。



遊びをせんとや生れけむ、戯れせんとや生れけん、
遊ぶ子供の声きけば、我が身さえ こそ動がるれ。
 

京では、後白河法皇が、清盛危篤を知ってか、
唄を歌っていた。



再び、伊勢。

西行は、静かに清盛に語りかける。

「嬉しい時、楽しい時も、辛い時、苦しい時さえも、
いついかなる時も、
子どもが遊ぶように、お手前は生きた。
生き尽くした。
お手前が生きてこられた平清盛の一生、
まばゆいばかりの美しさにございまする」
 



京。
意識不明だった清盛が突然目を覚まし、立ち上がる。

「平家のつわものたちよ、比類なき我が一門よ、
聞くが良い。
きっと、我が墓前に、頼朝が首を供えよ!」
 

そう一言告げるや、ばたりと大往生。


治承5年閏2月、清盛死去。 



清盛死後、西行が京の六波羅を訪ね、
清盛から遺言を託されたと言って、
一人ひとりに語って聞かせる。

「維盛(これもり)、資盛(すけもり)。
そなた達は、亡き重盛の血を引く者。
その心根の清さ、己が宝と思うて生きよ」

「経子。重盛にそなたのような良き妻が
おってくれたことは、救いであった。
重盛にも、わしにもな」 

「経盛(つねもり)、教盛(のりもり)。
二人揃って一人前とは、よう言うたものじゃ。
これより先も、兄弟支え合い、
平家の文と武の軸たれ」 

「忠度(ただのり)、
そなたの歌の才は、日本一じゃ。わしが認める」 

「頼盛、きっと守り抜いてくれ。
父上と母上の、平家の血を」 

「宗清、何があっても、
そなただけは頼盛の忠実な家人でおれ」 

「貞能(さだよし)、父、家定と変わらぬそなたの忠義、
かいがいしき働き、忘れぬぞ」 

「忠清、お前がおらねば、
とうに一門は滅んでおったであろう。
長きに渡り、よう平家の武を支えてくれたな」 

「宗盛、知盛、重衡、わしの逞しきせがれ達よ。
きっと勝て。勝って勝って、勝ち続けよ」 

「徳子、
そなたほど見事な働きをした武士(もののふ)は、
国中どこを探してもおらん。天晴れな娘じゃ」

「時忠、そなた無くして、
平氏は平家になれなんだであろう。
時忠あらずんば、平家にあらずじゃ」
 


盛国の番になると、清盛はその側まで行き、

「盛国。いいや、鱸丸(すずきまる)。
お前はこの平家という舟に踊りこんだ鱸のような者。
お前に巡り会えたは、我が生涯随一の恵みであった」
  

「勿体のう、存じまする」 

目に涙を溜めながら、盛国。


最後に、妻、時子の前へ行き、光らぬ君は言う。

「時子。
そなたこそが、わしの紫の上じゃ」
  




清盛亡き後の平家は、衰退して、源氏の猛攻を受け、
西へ西へと落ち延び、


壇ノ浦の戦で、平家一門は滅亡。


先に頼朝に下っていた頼盛は、

「平家一門は、一蓮托生」と平家の血を残し、死ぬ。


祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらわす
 




そうして平家を滅ぼした頼朝は、弟・義経を追討。

奥州まで逃げ延びたものの、
弁慶が立ち往生で身を挺してる隙に、

「兄上。これが定めならば、潔く受け入れましょう。
されど、源氏が元に捧げるこの命、
決して無駄にはして下さりますな!」
 

お堂にて、義経は自害。




そんな頼朝を、西行が訪ね。

「願わくは 花の下にて 春死なむ
その如月の 望月のころ」

なんて歌を詠む西行が、それしか取り得がないと謙遜し、
京随一の武士であったでしょうに、と頼朝が言えば。

「京随一の、いや、日本一の武士が誰なのか、
お手前は、既にご存知のはず」
 


西行の姿が、いつしか、清盛に変わって。

「頼朝。我がせがれ共が
きっとそなたを討ち取り、
そして、そなたが首を、
きっと我が墓前に供えようぞ」
  

そう告げられた頼朝は驚きながらも、

「さて、そうは参りません」と言い返せば、 

「そう言うと思うたわ。しからば、頼朝。
真の武士とは如何なるものか、見せてみよ」
  



清盛の言葉を伝え、西行が去った後、

「これが私が選んだ道。
武士の栄華へ続く道じゃ」
  

頼朝は、家宝の剣を手に誓う。


弟の屍の上に、私は、武士の世を作り上げた。 



頼朝は京へ上洛し、後白河法皇に謁見するも、
法皇は、その一年後に死去。

頼朝自身も、その数年後にこの世を去ってしまう。





「海の底にも、都はござりましょう」  



平清盛なくして、武士の世はなかった。  









完、と。


「平清盛」なのに、
源平合戦に、弁慶の立ち往生まで見せるとはね。


しかも、なんだ西行、いつからイタコになった!?(^^;

あっちにもこっちにも、死んだ清盛が出没してるじゃないか。



つかあれだ。

最終的に、最後の頼朝の言葉、

「平清盛なくして、武士の世はなかった」  

てのを言いたかったがための全50話だったのな。(--;



とか書いてますが、でもまあ、この「平清盛」、
視聴率こそ振るわなかったけど、
嫌いじゃあなかったんだ。

最後まで観続けたわけだし。

印象に残った人も、何人かいるしね。

最後の平家一門勢ぞろいのシーンに、
重盛が笑顔でいたのが良かった♪


お疲れ様でした。

来年の「八重の桜」は見ません。
再来年の「黒田官兵衛」は観る予定です。

ブログがそれまで続いてるかどうかは不明ですがw


キャスト

平清盛…松山ケンイチ

平重盛(清盛の長男)…窪田正孝
平宗盛(清盛の三男)…石黒英樹
平知盛(清盛の四男)…小柳友
平重衡(清盛の五男)…辻本祐樹

平経盛(清盛の義弟)…駿河太郎
平教盛(清盛の義弟)…鈴之助
平頼盛(清盛の義弟)…西島隆弘
平忠度(清盛の末弟)…ムロツヨシ

経子(重盛の妻)…高橋愛
平維盛(重盛の長男)…井之脇海
平資盛(重盛の次男)…森永悠希

徳子(清盛の娘で安徳帝の母)…二階堂ふみ
時子(清盛の後妻)…深田恭子
平時忠(時子の弟)…森田剛

平宗清(頼盛の乳父)…梶原善
平貞能(家定の息子)…田口浩正
伊藤忠清…藤本隆宏

平盛国(清盛の側近)…上川隆也

西行…藤木直人

源義経(遮那王)…神木隆之介
武蔵坊弁慶…青木崇高

源頼朝(語り)…岡田将生
藤九郎…塚本高史
政子…杏
北条時政…遠藤憲一

後白河法皇…松田翔太
  

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過去記事⇒
第一回「ふたりの父」  第二回「無頼の高平太」 
第三回「源平の御曹司」  第四回「殿上の闇討ち」 
第五回「海賊討伐」  第六回「西海の海賊王」
第七回「光らない君」  第八回「宋銭と内大臣」 
第九回「ふたりのはみだし者」  第十回「義清散る」 
第十一回「もののけの涙」  第十二回「宿命の再会」
第十三回「祇園闘乱事件」  第十四回「家盛決起」 
第十五回「嵐の中の一門」  第十六回「さらば父上」 
第十七回「平氏の棟梁」  第十八回「誕生、後白河帝」 
第十九回「鳥羽院の遺言」  第二十回「前夜の決断」 
第二十一回「保元の乱」  第二十二回「勝利の代償」 
第二十三回「叔父を斬る」  第二十四回「清盛の大一番」 
第二十五回「見果てぬ夢」  第二十六回「平治の乱」 
第二十七回「宿命の対決」  第二十八回「友の子、友の妻」 
第二十九話「滋子の婚礼」  第三十回「平家納経」 
第三十一回「伊豆の流人」  第三十二回「百日の太政大臣」 
第三十三回「清盛、五十の宴」  第三十四回「白河院の伝言」
第三十五回「わが都、福原」  第三十六回「巨人の影」
第三十七回「殿下乗合事件」 第三十八回「平家にあらずんば人にあらず」 
第三十九回「兎丸無念」  第四十回「はかなき歌」
第四十一回「賽の目の行方」  第四十二回「鹿ヶ谷の陰謀」
第四十三回「忠と孝のはざまで」  第四十四回「そこからの眺め」
第四十五回「以仁王の令旨」  第四十六回「頼朝挙兵」 
第四十七回「宿命の敗北」  第四十八回「幻の都」
第四十九回「双六が終わるとき」

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